エビの被害も秋田ではここまできているのですね。
エビ養殖詐欺、被害20人超 総額は4000万円
投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)が、フィリピンでのエビの養殖に投資すると偽り、全国で約4万人から約600億円の出資金を集めた詐欺事件で、秋田弁護士会は1日、県内の被害者は少なくとも20人以上、被害総額は約4000万円に上ることを明らかにした。同弁護士会によると、同社は、エビの養殖事業で1年間に出資額の約2倍が配当され、ほかの人にも出資させた場合は、この配当とは別に、出資額の13%が支給されるとうたっていた。同社の会長と副社長は、すでに旅券法違反容疑などで警視庁に逮捕されている。
県内の被害者は中高年が中心で、約2000万円を出資した被害者もいたという。被害者の間では「弁護団に連絡すると、警察や税務署に筒抜けになり、自宅が調べられる」とのうわさが広がっているといい、同弁護士会は「被害者の承諾なく情報をほかに提供することはない。問題解決のため、積極的に相談してほしい」と呼びかけている。
同弁護士会は昨年12月に続いて、5日午後5時30分から同弁護士会館(秋田市山王)で第2回の説明会を開く。
問い合わせは秋田中央法律事務所の西野大輔弁護士((電)018・865・0388)へ。
(2008年2月2日 読売新聞)