協力会社元社長らに実刑=平成電電詐欺−東京地裁
通信設備への投資名目で出資金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた「平成電電」(破産)の協力会社の元社長熊本徳夫(56)、元取締役坂上好治(50)両被告の判決が23日、東京地裁であり、合田悦三裁判長は熊本被告に懲役6年(求刑懲役10年)、坂上被告に懲役3年(同懲役6年)を言い渡した。弁護側は無罪を主張していた。
平成電電の元社長佐藤賢治被告(57)は分離公判中で、来月、検察側の論告求刑が行われる予定。昨年10月の初公判で起訴事実を否認し、全面的に争う姿勢を示している。
合田裁判長は「被害者は老後の生活資金を詐取された中高年者で、犯行の影響は深刻」と指弾。一方で熊本、坂上両被告は同社の経営悪化を知っていたとはいえず、佐藤被告に比べ、関与は従属的だったとした。(2009/02/23-12:12)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022300031
(2009/2/23/共同通信)
2009年02月27日
協力会社元社長らに実刑=平成電電詐欺−東京地裁(共同通信)
2009年02月23日
投資詐欺判決:平成電電協力社元社長に実刑 東京地裁 (毎日.jp)
投資詐欺判決:平成電電協力社元社長に実刑 東京地裁
通信機器への投資名目で集めた資金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた平成電電(破産)の協力会社「平成電電システム」元社長、熊本徳夫(のりお)被告(56)に対し、東京地裁は23日、懲役6年(求刑・懲役10年)を言い渡した。合田悦三(ごうだよしみつ)裁判長は「被害者の多くは中高年者で今後の生活に大きな不安を抱かざるを得ず精神的苦痛は大きい」と指摘した。システム社元役員、坂上好治被告(50)は懲役3年(同・懲役6年)とした。
判決によると、熊本被告らは05年8月、投資家30人から計3億6000万円を集めて詐取した。被告らは「だます意図はなかった」と無罪主張したが、判決は「資金が通信機器購入に充てられないことを認識しながら、投資家に説明していた」と退けた。【伊藤一郎】
(2009/2/23/毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090223k0000e040036000c.html
★毎日.jpでは「精神的な苦痛」について記述してあります。また「だます意図はなかった」との記載も目立ちます。
平成電電めぐる詐欺事件、関連会社元社長に懲役6年判決 (読売新聞)
平成電電めぐる詐欺事件、関連会社元社長に懲役6年判決
通信機器の購入に充てると偽り、投資家から計3億6000万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたベンチャー系通信会社「平成電電」(東京都渋谷区、破産)の関連会社「平成電電システム」元社長熊本徳夫被告(56)、同元役員坂上好治被告(50)の判決が23日、東京地裁であった。
この事件では、両被告のほかに平成電電の元社長佐藤賢治被告(57)も起訴され1審公判中だが、判決は佐藤被告が首謀者と認定。判決によると、熊本被告らは佐藤被告と共謀、2005年8月、投資家30人から計3億6000万円をだまし取った。
(2009年2月23日14時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090223-OYT1T00358.htm?from=navr
「平成電電」投資詐欺事件 関係会社元社長に懲役6年判決2009年2月23日10時56分(asahi.com)
「平成電電」投資詐欺事件 関係会社元社長に懲役6年判決2009年2月23日10時56分
通信ベンチャー「平成電電」の投資詐欺事件で、東京地裁は23日、関係会社「平成電電システム」元社長、熊本徳夫被告(56)に懲役6年(求刑懲役10年)の実刑判決を言い渡した。
合田悦三裁判長は、システム社が、平成電電にリースする通信機器を購入すると偽り、投資家30人と匿名組合契約を結んで05年8月に3億6千万円をだまし取ったと起訴事実通りに認定。これを含め、同月だけで総額37億円を集め、被害回復もされていないことから、「組織性、反復性は顕著で、営業の責任者としての責任は重い」と述べた。この日は同社元役員坂上好治被告(50)も懲役3年(求刑同6年)の実刑判決を受けた。
http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200902230076.html
(asahi.com)
平成電電詐欺、関連会社元社長らに実刑判決 東京地裁 (nikkei net)
平成電電詐欺、関連会社元社長らに実刑判決 東京地裁
通信ベンチャー「平成電電」(破産)の出資金詐欺事件で、詐欺罪に問われた関連会社元社長、熊本徳夫被告(56)ら2人の判決公判が23日、東京地裁であった。合田悦三裁判長は熊本被告に懲役6年(求刑同10年)、同社元取締役、坂上好治被告(50)に懲役3年(求刑同6年)の実刑を言い渡した。
両被告は「出資者をだますつもりはなかった」として無罪を主張していた。同事件では平成電電元社長、佐藤賢治被告(57)も起訴された。同被告も起訴事実を否認し、分離公判中。 (13:37)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090223AT1G2300O23022009.html
(2009/2/23/13:37/nikkei net)
★この記事での特徴は「被害者の多くが老後の生活に備えて蓄えた資金を詐取された中高年者」
と今まで高齢者と記載されていたところに、「中年」の記述が目立ちます。