2009年03月02日

平成電電の投資金詐欺事件で、関係会社社長らに有罪判決 (産経・internetWatch)

平成電電の投資金詐欺事件で、関係会社社長らに有罪判決
 
  破綻(はたん)した通信ベンチャー「平成電電」の巨額詐欺事件で詐欺罪に問われた関係会社元社長、熊本徳夫被告(56)と関係会社の元取締役、坂上好治被告(50)の判決公判が23日、東京地裁で開かれた。合田悦三裁判長は「出資金をいたずらに平成電電に流して回収不能にした。被害弁償も行われていない」などとして熊本被告に懲役6年(求刑懲役10年)、坂上被告に懲役3年(同懲役6年)を言い渡した。

 合田裁判長は「出資金がパンフレット通りに用いられていないことを把握しながら、出資を募った」と両被告に故意や共謀があったと指摘。「メディアを通した宣伝で大々的に投資家を集めた。犯行の組織性は顕著で悪質」と非難した。
 また、分離公判中の平成電電元社長、佐藤賢治被告(57)を首謀者として認定し、「両被告の関与は従属的だった」とした。
 両被告は「だますつもりはなく共謀もなかった」と無罪を主張していた。
 判決によると、両被告らは共謀して、平成17年8月ごろ、「投資金で通信機器を購入し、平成電電へのリース料から配当を支払う」などと虚偽の内容を記載したパンフレットを送り、30人から計3億6000万円をだまし取った。だまし取った金は平成電電の運転資金に充てられた。

[産経新聞社]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/02/24/22548.html

★ こちらは産経新聞経由のinrenet Watchからのものです。MNSでも平成電電事件の産経新聞の記事を掲載していますが、産経新聞の特徴は他の新聞(読売・朝日・日経・毎日)に比べて事情が詳しく
かかれていることです。その辺は産経の強みなのでしょう。

 
posted by スズキ at 22:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 平成電電事件(ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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