羽賀研二被告に無罪=被害者証言「信用できず」−詐欺と恐喝未遂・大阪地裁
未公開株の購入代金と偽り知人男性から3億7000万円をだまし取った上、男性を脅したとして、詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント羽賀研二被告(47)=本名當真美喜男=に対する判決公判が28日、大阪地裁で開かれ、中川博之裁判長は無罪(求刑懲役8年)を言い渡した。
恐喝未遂罪に問われたボクシング元世界王者渡辺二郎被告(53)も無罪(求刑懲役4年)とした。
中川裁判長は、羽賀被告が自らの購入価格を隠し、3倍の額で譲渡されたという被害者男性の証言について「購入金額を知っていたとする知人の証言は信用でき、男性の供述に全幅の信頼を置くことはできない」と指摘。詐欺罪の成立には合理的疑いが残るとした。
恐喝未遂については、譲渡契約書の条項から男性は羽賀被告に損失補てんを請求できず、恐喝被害の前提となる債権がないと認定。渡辺被告が大阪市内のホテルで被害者をにらむなどしたことは恐喝に当たらず、現場にいなかった羽賀被告との共謀もないとした。(2008/11/28-13:27)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200811/2008112800247&rel=j&g=soc
(2008/11/28/13:27/時事ドットコム)
★芳賀研二被告に無罪。起訴されて無罪になるのはかなり厳しい状況なのが日本の現状です。
逆にやたらに無罪が出てしまうのであれば起訴は適正ではありません。
平成電電も同じですが詐欺を証明するのは難しいです。