2009年11月26日

<近未来通信>詐欺容疑で元幹部6人を逮捕 容疑は否認

11月26日15時39分配信 毎日新聞

 IP電話会社「近未来通信」(東京都中央区、破産手続き中)を巡る詐欺事件で、警視庁捜査2課は26日、同社元専務の日置茂(44)と元常務の建石春雄(67)両容疑者ら同社元幹部計6人を詐欺容疑で逮捕した。6人は容疑を否認しているという。同社が99年3月〜06年10月に全国の約4000人から計約603億円を集めていたことも判明。同課はIP通信事業には実態がなく、投資家の出資金を配当に回す自転車操業を続けていたとみて捜査している。

 逮捕容疑は、06年3月、同社社長の石井優容疑者(53)=同容疑で国際手配=と共謀し、事業説明会に参加した東京都稲城市の会社役員の男性(65)ら計4人に「中継局のオーナーになれば毎月80万円の配当が得られる」などと偽り、同年3〜7月に出資名目で計約1億2000万円をだまし取ったとしている。

 警視庁は06年12月、同社などを家宅捜索し、押収したサーバー(中継局)1456台を押収。このうち、ソフトウエアが組み込まれていたのは73台だけで、他はダミーだった。経営方針は石井、日置、建石の3容疑者による「三役会議」で決定され、日置容疑者は投資家への事業説明、建石容疑者は配当額の算定をそれぞれ担当していた。同課は6人が数億〜数千万円の報酬を得ていたとみている。【酒井祥宏、川崎桂吾】

 ◇社長逃亡のまま「解決にならぬ」投資した被害者

 経営破綻(はたん)から3年。事件を主導したとされる近未来通信社長の石井優容疑者は家宅捜索直前の06年11月、約2億5000万円を持ち出し、海外に逃亡したままだ。約1100万円を投資した会社員の男性(54)は「社長が逮捕されなければ解決にはならない」と憤った。

 「IP電話はこれから伸びる。独自の技術力と商品開発力で世界230カ国への格安通話を実現した」。03年に仙台市内で開かれた投資家向けの説明会。熱弁をふるう石井容疑者には自信がみなぎっていた。男性は当時失業中で、「通信設備のオーナーとして約1100万円を出資すれば毎月50万円程度が配当される」との事業計画に魅力を感じ、母親の遺産を投じた。

 不審な点はあった。同社は投資を勧誘するだけで、ホームページにはIP電話の加入を呼び掛ける記載はなかった。「利用者は実際に増えているのか」と問い合わせると、担当者は「順調に増えています」と答えるだけで、加入者数は明らかにしなかった。

 しばらくは順調に配当されたが、06年9月の十数万円を最後に配当が止まった。約700万円は未回収のままだ。「3年間怒りを忘れたことはない。元幹部たちはどのような気持ちで過ごしてきたのか」

 被害対策弁護団は26日の記者会見で「今回の捜査は全国各地の被害者が提起している民事訴訟に大きな弾みとなる」と話した。【酒井祥宏、川崎桂吾】

【関連ニュース】
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最終更新:11月26日19時27分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000057-mai-soci

★ 一部関係者の間では広がっていましたが、本日近未来通信の取締役の一部が逮捕されました。



posted by スズキ at 20:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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