2011年07月01日

インターネット総研が東京証券取引所を相手に訴訟提起 50億円の損害賠償請求

★IRIインターネット総研が訴訟を提起したとのことです。平成電電絡みもあったこともあり興味ある部分ですが、
 簡単にいいますと、東証の処分が違法でそれにより50億円の損害を受けたという主張です。
最近東証のミスなどで関係者から訴えられるということが起こっています。
 こういった事件もかなり訴訟が長引きそうです。


インターネット総研が東京証券取引所を相手に訴訟提起
 
50億円の損害賠償請求
 
[2011-07-01 18:49:00.0]
 
 インターネット総合研究所(以下、IRI)は 6月30日、東京証券取引所を相手方として、50億円の損害賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提起した。
 IRIは1999年12月、東京証券取引所が開設する「東京証券取引所マザーズ」に上場していたが、2007年1月、連結子会社であったアイ・エックス・アイ(以下、IXI)が、連結子会社になる以前から、長期間にわたって架空循環取引を行っており、有価証券報告書に虚偽記載をしていたこと等が明らかになった。これを受けて東京証券取引所は、2007 年6月24日をもって、IRIを上場廃止とした。
 その後、IXI経営陣の刑事事件として立件され、その過程で、架空循環取引に多くの大手情報システム関連企業がスルー取引の連鎖を構成してきたことが明らかになった。IRIはIXIを株式公開買い付け(TOB)によって株式を取得したのは、東証二部上場企業という「社会的信用」によるものと主張。
 また、本件に関しては、2011 年6月20日に、IXIのかつての親会社であったシーエーシーに対する損害賠償請求訴訟において、IRIとの間で和解が成立している。
 さらに、6月29日には、IXIの有価証券報告書に適正意見を出し続けてきた新日本監査法人との間においても、和解が成立している。IRIは上場廃止によって、多大な経済的損害を被ったのを受け、東京証券取引所に対して債務不履行を理由として、本処分によって被った損害の賠償を求めることにした。
 
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1290

posted by スズキ at 19:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
平成電電被害者の会 談・投資奮闘日記