2009年04月16日

警察庁長官、痴漢捜査のあり方を検討

警察庁長官、痴漢捜査のあり方を検討

 最高裁が、電車内の痴漢事件で逆転無罪判決を言い渡したことを受け、警察庁の吉村博人長官は「痴漢捜査のあり方を検討する必要がある」として首都圏の警察などで検討会を開く方針を示しました。

 電車内で女子高生に痴漢をしたとして強制わいせつの罪に問われた防衛医科大学の教授に対し、最高裁は14日、1・2審の実刑判決を破棄して無罪を言い渡しました。物的証拠や目撃者がいないため、被害者による供述のみが証拠となっていました。
 この判決を受け、警察庁の吉村長官は16日の定例会見で「事件はそれぞれ違う」としつつも、「捜査のあり方を検討する必要がある」と述べ、今後、痴漢事件が多い、首都圏の警察などで検討会を開く方針を示しました。
 吉村長官は「強制捜査にするのか、任意での捜査にするのかも含め、多角的に検討してゆく必要がある」としています。(16日18:28)

http://news.tbs.co.jp/20090416/newseye/tbs_newseye4109776.html
(2009/4/16/TBS)

★ 最高裁の判決を受けて、警察庁は捜査の在り方をもう一度みなおすことになりました。
 しかし、被害者の供述が唯一の証拠となった以上裁判所はなぜ法則にしたがって無罪としないのかというところが全く理解はできません。

 
 
posted by スズキ at 22:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

痴漢裁判で逆転無罪の防衛医大教授「胸がすく思い」


(2009/4/15/MSN産経ニュース)

★ 判決後の被告人へのインタビューが掲載されています。そもそも、もともと公判維持ができそうにない事件だったけど、起訴した以上社会的な目もあり、担当した裁判官は無罪との法則の認識があってもそう認めざるをえなかったのではないかと思います。
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2009年04月14日

防衛医大教授に逆転無罪=電車内痴漢「慎重な判断を」−事件捜査に影響も・最高裁

防衛医大教授に逆転無罪=電車内痴漢「慎重な判断を」−事件捜査に影響も・最高裁
 電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、一、二審で実刑とされた防衛医科大学校の名倉正博教授(63)=休職中=の上告審判決で、最高裁第三小法廷(田原睦夫裁判長)は14日、「被害者の証言は不自然で、信用性に疑いがある」として、逆転無罪を言い渡した。教授の無罪が確定する。五裁判官のうち三人の多数意見。
 判決は「客観証拠が得られにくい満員電車内の痴漢事件では、特に慎重な判断が求められる」とした。同種事件の捜査や裁判に影響を与えそうだ。
 同小法廷は、手に残った繊維の鑑定などの裏付け証拠がないことから、唯一の証拠である被害者の証言について、慎重に判断する必要があるとした。
 その上で、痴漢被害を受けても車内で逃れようとせず、いったん下車した後も車両を変えずに再度教授の近くに乗ったとする女子高生の証言を、不自然で疑問が残ると指摘。全面的に証言の信用性を認めた一、二審の判断を「慎重さを欠いた」と退けた。(2009/04/14-18:19)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009041400531
(2009/4/14/時事通信)

★ 異例な事件が発生しました。一審・二審とも有罪で、しかも最高裁では3対2の多数決で無罪となった事件(第一審・第二審の判決を破棄して自判する)
です。

posted by スズキ at 22:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

高松地裁で開かれた中高生らによる模擬裁判

高松地裁で開かれた中高生らによる模擬裁判=6日午後 若者に裁判員制度への理解を深めてもらうため、中高生らによる模擬裁判が6日、高松地裁で開かれた。報道の影響を考えるため、裁判員役24人は事前に架空の新聞記事を読み、あえて“予断”を持った状態で臨んだ。
 デパートで指輪を盗み店員を殴ったという架空の強盗致傷事件。逮捕記事では容疑を認めているが、公判では否認したとの設定で、けがの程度など細部も異なる。

 評議では中学生が「なぜ記事と公判で被告が言ったことが違うのか」と質問。裁判長役の大野洋同地裁裁判官は「逮捕段階の情報は流動的。被告は意見をいつ変えてもよい。報道ではなく、裁判で起きたことで判断してください」と説明した。参加した高松市内の中学3年生吉次菜緒さん(14)は「記事より実際はけがが軽かったので少し考えが変わった。今後、報道を見るときは気を付けたい」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081206/trl0812061955003-n1.htm
(MSN産経ニュース/2008/12/6)

★「予断」の排除が従来の裁判官には必須でしたが、報道や通信・ネットも発達すると予断を排除するのが難しそうです。
「公判前整理手続」(平成電電事件でも施行)も時代のながれからか「予断」には気を使っても仕方がないような制度となっているようです。

posted by スズキ at 00:24| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

裁判員制度:候補に不安も 125件問い合わせ 辞退事由の質問多く /愛知 (2008/12/3毎日新聞)

裁判員制度:候補に不安も 125件問い合わせ 辞退事由の質問多く /愛知
 ◇本人は亡くなっている/寝たきりだが…
 「本人は既に亡くなっている。どうすればよいか」−−。来年5月に始まる裁判員制度で、県内の裁判員候補者2万1600人に通知が発送され、これまでに候補者や家族らから名古屋地裁と岡崎支部に計約125件の問い合わせがあった。地裁は「関心の高さを感じる」と受け止めているが、辞退事由に関する質問が多いといい、候補者が裁判員になることに不安を抱いているとも言えそうだ。

 県内で裁判員裁判が実施されるのは名地裁と同地裁岡崎支部。最高裁は11月28日、候補者名簿に記載された名地裁分・尾張地区の1万6000人と、岡崎支部分・三河地区の5600人に通知を発送した。通知が届き始めたのは週末だったため、実質的な問い合わせは1日から寄せられている。
 2日までの問い合わせは名地裁に計約90件、同支部に計約35件。内容は「辞退事由の70歳以上だがどうすればよいのか」「通知が届いた本人は寝たきりだが−−」など辞退事由についての質問が目立つ。亡くなった人に通知が届いたのは、候補者の抽選後に死亡したためとみられる。
 最高裁は来年1月31日まで専用のコールセンターを設けて裁判員制度に関する質問に対応しているが、通知書には名地裁などの連絡先も記されている。地裁は独自に作成したマニュアルや資料などを基に問い合わせに対応しており、特にトラブルはないという。
 名古屋地裁総務課は「発送から数日でこれだけの問い合わせがあり、関心の高さを感じる。コールセンターもあるが、電話があれば今後も丁寧に説明して理解を求めていく」と話している。【岡崎大輔】
毎日新聞 2008年12月3日 地方版

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081203ddlk23040278000c.html
(毎日新聞2008/12/3)

★平成電電も先行して公判前整理手続が行われていますが、裁判員制度はまったく法律とは縁のない市民が行うことも多いので、いろいろな混乱が生じます。
posted by スズキ at 23:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
平成電電被害者の会 談・投資奮闘日記