2008年08月18日
破産宣告などから発覚すること(国立病院贈収賄事件)
平成電電の事件は民事再生手続きの時には分からなかったことが、破産手続き開始決定により分かることが沢山ありました。この事件も贈収賄という少し状況は詐欺事件とは異なりますが、類似した性質のものが沢山あります。広い目で見て平成電電を見て行きたいと思います。
国立病院の元部長を逮捕 医療機器で60万円収賄容疑
国立病院の元部長を逮捕 医療機器で60万円収賄容疑 | ||
同日、贈賄容疑で医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」(東京都千代田区)の社長久保村広子容疑者(74)=東京都中野区上鷺宮=を逮捕した。 調べでは、簗島容疑者は昨年1−4月ごろ、同センターが発注した医療機器の納入をめぐり、ヤマト社に有利な取り計らいをした謝礼などとして4回にわたり現金を受け取った疑い。2人は容疑を否認しているという。 簗島容疑者は眼科医で、1989年から2007年まで同センターの病院に勤務。眼科治療の消耗品調達事務を担当しており、医療機器選定委員会の委員だった。現在は大田区で眼科医院を開業している。 ヤマト社は66年設立。医療機器の販売やコンタクトレンズの製造販売などを手掛けていた。今月に入り、東京地裁から破産手続き開始決定を受けている。 | ||
(初版:8月18日17時9分) |
国立病院眼科医を聴取医療機器納入で便宜
国立病院眼科医を聴取 医療機器納入で便宜
調べでは、眼科医は眼科治療の医療機器納入に絡み、ヤマト樹脂光学に有利な取り計らいをした謝礼として、同社の女性社長(74)からわいろを受け取った疑いが持たれている。
ヤマト樹脂光学は同センター側に二〇〇六年と〇七年、半導体レーザー手術装置などを計約一千万円で納入している。
ヤマト樹脂光学は1966年設立。眼科医療機器の販売や、コンタクトレンズの製造販売、病院の売店経営などを手掛けていた。しかし、業務の拡大に伴い借入金が膨らみ財務体質が悪化。今月に入り、東京地裁から破産手続き開始決定を受けている。
2008/08/18 15:08 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081801000379.html
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081801000379.html
元国立病院眼科医、収賄容疑で逮捕
元国立病院眼科医、収賄容疑で逮捕
国立病院の元部長が医療機器の納入をめぐり、便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、収賄の疑いで警視庁に逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕されたのは、東京・大田区の「やなしま眼科」院長・簗島謙次容疑者(63)です。
また、東京・千代田区の医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」社長・久保村廣子容疑者(74)が、贈賄の疑いで逮捕されました。
調べによりますと、簗島容疑者は「国立身体障害者リハビリテーションセンター病院」の部長だった去年1月から4月にかけ、眼科治療のための医療機器納入をめぐり、ヤマト樹脂光学に便宜を図った見返りに、久保村容疑者からあわせて現金60万円を受け取った疑いが持たれています。
「会社に行ってください。会社でわかりますので。入札でやるだけですのでね。ごめんね、朝早くから」(久保村容疑者・先月)
調べに対し、簗島容疑者は現金を受け取ったことはおおむね認めていますが、賄賂だったことについては否認しているということです。警視庁は癒着の全容解明を進めています。(18日17:55)
TBS−i
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3926973.html
国立リハビリセンター元部長を聴取 業者から謝礼受け取る
国立リハビリセンター元部長を聴取 業者から謝礼受け取る
国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)に勤務していた眼科医(63)が、医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」(東京都千代田区)から便宜を図った見返りにわいろを受け取っていた疑いが強まり、警視庁捜査2課は18日、収賄の疑いで医師から事情聴取を開始した。
調べによると、医師は同センター部長だった平成17年ごろ、眼科の医療機器納入に絡んで有利な取り計らいをした見返りとして、同社の女性社長(74)から謝礼を受け取った疑い。医師は現在、東京都大田区内で眼科を開業している。贈賄側のヤマト樹脂光学は昭和42年設立。コンタクトレンズの製造販売や医療機器の販売を手がけていた。しかし、事業拡大に伴って借入金がかさんで業態が悪化。今月11日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080818/crm0808181609016-n1.
MSN産経ニュース