村上ファンド多額申告漏れで数十億追徴課税 東京国税局
ニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反罪に問われ1審で実刑判決を受けた村上ファンド元代表、村上世彰(よしあき)被告(49)と、同被告側が関与していた複数の出資法人が東京国税局の税務調査を受け、総額数十億円の追徴課税処分を受けていたことがわかった。ニッポン放送株などをはじめとするファンドの運用で得た利益について多額の申告漏れを指摘されたという。
関係者によると、村上被告らは、出資していたファンドからの配当について、村上被告らの個人所得とすべきものの一部を、関連会社の法人所得として処理。同国税局から、個人所得の申告が過少だったと指摘されたもようだ。 インサイダー事件の裁判で検察側は、ニッポン放送株をめぐる一連の売買で約30億円の不正利益があり、200億円を上回る個人資産を築いたと指摘。運用益を国内外のペーパーカンパニーに分散させるなどしていたとされる。村上被告は昨年7月、懲役2年、罰金300万円、追徴金約11億4900万円の実刑判決を言い渡され控訴中。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080828/crm0808281040003-n1.htm
(MNS産経新聞)
● 平成電電との関連ではドリームテクノロージーズ株式を大量に買った、村上氏 堀江貴文 被告との関係もどのようになっているのかというところです。