粉飾『共謀した覚えない』 プロデュース事件 公認会計士初公判 横領罪は認める
2009年7月9日
石井被告は粉飾決算について「共謀した覚えはなく、全体の粉飾にかかわったことはない」などと述べ、無罪を主張。所属する監査法人の金四千九百万円を着服したとされる業務上横領罪については、起訴内容を認めた。
検察側冒頭陳述によると、石井被告は顧客企業が上場すれば自身の実績になると考え、同社の監査を引き受けた。同社の業績が伸び悩み、同社前社長の佐藤英児被告(40)=同罪などで公判中=から相談を受けると、架空取引や粉飾処理を指示したとされる。
石井被告は罪状認否で「会計士として一定の条件の下にアドバイスしたが、実際の売り上げが半分だったとか、赤字だったということは知らなかった」などと述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090709/CK2009070902000085.html
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