2009年07月09日

粉飾『共謀した覚えない』 プロデュース事件 公認会計士初公判 横領罪は認める

粉飾『共謀した覚えない』 プロデュース事件 公認会計士初公判 横領罪は認める
2009年7月9日

 新潟県長岡市の工作機械メーカー「プロデュース」=民事再生手続き中=の粉飾決算事件で、金融商品取引法違反罪などに問われた、公認会計士石井清隆被告(40)の初公判が八日、さいたま地裁(大谷吉史裁判長)であった。
 石井被告は粉飾決算について「共謀した覚えはなく、全体の粉飾にかかわったことはない」などと述べ、無罪を主張。所属する監査法人の金四千九百万円を着服したとされる業務上横領罪については、起訴内容を認めた。
 検察側冒頭陳述によると、石井被告は顧客企業が上場すれば自身の実績になると考え、同社の監査を引き受けた。同社の業績が伸び悩み、同社前社長の佐藤英児被告(40)=同罪などで公判中=から相談を受けると、架空取引や粉飾処理を指示したとされる。
 石井被告は罪状認否で「会計士として一定の条件の下にアドバイスしたが、実際の売り上げが半分だったとか、赤字だったということは知らなかった」などと述べた。

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090709/CK2009070902000085.html
TOKYO Web

★ プロデュースはの公判が進んでいます。粉飾決算が大きな秩序を乱していることに注目です。
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2009年04月12日

プロデュース粉飾事件、監査の会計士を虚偽決算提出の疑いで逮捕

プロデュース粉飾事件、監査の会計士を虚偽決算提出の疑いで逮捕
 新潟県長岡市の工作機械メーカー、プロデュースの粉飾決算事件で、さいたま地検特別刑事部は9日、証券取引法(現・金融商品取引法)違反(虚偽記載)容疑で、同社の会計監査を担当していた公認会計士石井清隆容疑者(40)を逮捕、同法違反などの容疑で前社長佐藤英児容疑者(40)=同法違反の罪で起訴=と前専務井上義則容疑者(40)=同=を再逮捕した。

 地検によると、3人は容疑を認め、架空売り上げを計上するなどの粉飾の手口について佐藤容疑者らは「石井容疑者が提案した」と供述している。売上高の粉飾額は3年間で100億円を超えていた。
 石井容疑者の逮捕容疑は、佐藤、井上両容疑者と共謀し、上場を控えた2005年11月、売上高を約16億円、利益を約2億6000万円水増しした05年6月期の損益計算書を載せた有価証券届出書を関東財務局に提出した疑い。〔共同〕(14:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090409STXKE023209042009.html
(2009/4/9日経ネット)

★プロデュースの粉飾決算では会計士自身が粉飾に関与したところが平成電電の事件と大きく違うところです。


 

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2009年04月08日

「上場後は黒字の計上なかった」 プロデュース債権者集会

「上場後は黒字の計上なかった」 プロデュース債権者集会
 粉飾決算で前社長らが逮捕・起訴された、長岡市の工作機械メーカー「プロデュース」(民事再生手続き中)は7日、再生計画案に関する債権者説明会を新潟市内で開いた。債権者からは「粉飾決算に憤りを感じる」「配当原資が減る恐れはないのか」などの発言が出たが混乱はなく、約1時間45分で終了した。

 プロデュース側は、ジャスダック上場後の2006年6月期〜08年6月期の業績について「売上高はせいぜい20億円台から30億円台。少なくとも上場後は黒字を計上したことがない」との外部調査結果を説明。
 証券取引法違反罪で起訴された前社長と前専務の責任追及については、架空循環取引によって生じた社の損失約7億円には損害賠償請求権があるとみて、同社が債権者として2人の破産を新潟地裁長岡支部に申し立てたことを明らかにした。
 再生計画案を決議する債権者集会は6月4日に開かれるが、同社側はこの日の説明会終了後、報道陣に対し、「なんとかご理解がいただけるのではないか」との認識を示した。

(2009年4月8日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090408-OYT8T00129.htm
★プロデュースの債権者集会では上場後は黒字を得たことはなかったとのことです。経営悪化状態は平成電電と同じようです。

posted by スズキ at 22:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式会社プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

プロデュースの債権者集会は6月4日に

プロデュースの債権者集会は6月4日に
 粉飾決算で前社長らが逮捕・起訴された、長岡市の工作機械メーカー「プロデュース」(民事再生手続き中)の債権者集会が6月4日に開かれることになった。

 集会は新潟地裁の主催だが、それに先立ち、プロデュース社は今月7日、再生計画案の詳細について債権者に説明するための集会を新潟市内で開く。
 プロデュース社は昨年9月、粉飾決算の疑いで証券取引等監視委員会の強制調査を受け、その8日後の26日に民事再生手続きの適用を申請、同12月に開始決定を受けた。3月23日には、埼玉県の「ワイディー・メカトロソリューションズ」に3億円で事業譲渡されている。

(2009年4月3日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090403-OYT8T00028

★平成電電同様の粉飾決算があったプロデュース 債権者集会はさいたま地裁や東京地裁ではなく、新潟地裁とのことです。

posted by スズキ at 09:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式会社プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月31日

「プロデュース」役員をインサイダーで告発

「プロデュース」役員をインサイダーで告発
2009.3.31 14:00
  工作機械メーカー「プロデュース」(新潟県長岡市)の役員によるインサイダー取引事件で、証券取引等監視委員会は31日、金融商品取引法違反罪で、同社の元常務で自営業、五十嵐幸男容疑者(53)=新潟県柏崎市、さいたま地検が同容疑で再逮捕=を同地検に告発した。同日中にも起訴される見通し。

 監視委によると、五十嵐容疑者は昨年9月19日午前0時ごろ、同社が粉飾決算の疑いで、監視委から強制調査を受けたことを社員を通じて知り、同日午後1時ごろまでの間、保有していた同社株236株を7888万4000円で売却した疑いが持たれている。

 同社はその後、強制調査を受けた事実を市場を通じて公表。同社株は連日のストップ安となり、初めて取引が成立した10月1日には1株1400円に暴落。五十嵐容疑者は約7850万円に上る損失を回避したと試算される。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090331/crm0903311402023-n1.htm
(2009/3/31/MNS産経ニュース)

★ 役員の告発が行われました。平成電電と同じ「粉飾決算」になります。上場企業の粉飾ということもあって、役所の監視は厳しいです。しかし投資家を欺いて資金集めをした「詐欺」にはまだ問われていません(その事実があるかどうかも不明)

posted by スズキ at 15:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式会社プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
平成電電被害者の会 談・投資奮闘日記
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