2009年04月18日

最高裁で痴漢容疑「逆転無罪」男女双方からの意見

最高裁で痴漢容疑「逆転無罪」男女双方からの意見
4月17日 08時40分
      コメント(56) コメントする  2006年に小田急線の車内で女子高生に対し痴漢をしたとして、強制わいせつ罪に問われていた男性(63)の無罪が、14日確定した。一審、二審では、被害者の女子高生の供述に信用性があるとして教授に対し実刑が言い渡されていたが、今回の上告審で有罪が覆され、逆転無罪となった。

 満員電車における痴漢事件では、客観的証拠が得づらく、被害者も目で犯行を確認することが難しい。そのため、今回は刑事裁判の原則である、「疑わしきは被告の利益に」が貫かれたといい、痴漢事件を慎重に判断することの重要性を考えさせる判決になったという。
 この事件に対し、ネット上のコメントでは、男性からは「結局は男にとって、疑われないように自己防衛するしかないんですよね」「痴漢をちまちまと捕まえるより、痴漢がやりやすい環境そのものを消してしまうのが本筋」などの声が寄せられている。
 女性からは、「自分の父や息子が もし疑われたら。。。と考えるとこれが、ひどい話だとより共感できる」という声や、「被害にあった女性だってこの判決で逆にいろんなことを言われたりしないかとちょっと心配です」などがある。
 また、「最高裁にはやはり正義が残っていた事が何よりも嬉しかった」という人と「良くも悪くも人の物の見方で決まる。この世には正義無いのか」という人がいるなど、相対する意見もあり、痴漢裁判ではこれからも議論がなされそうだ。

http://news.ameba.jp/domestic/2009/04/37062.html
(2007/4/17/アメーバニュース)

★ここでは無罪に対する男女双方の意見が記載されています。どんな見方だったかということが焦点になります。
 「最後は疑わしきは被告人の利益に」ということが再度呼び起されてその原則に従ったということになります。

posted by スズキ at 08:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判(無罪・痴漢冤罪事件) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

痴漢無罪判決 「やってない」証明の難しさ(4月17日付・読売社説)

5人の裁判官のうち3人が無罪、2人が有罪と判断が割れた。痴漢事件の真相究明がいかに難しいか。そのことを如実に示す判決といえる。
 最高裁が、満員電車内で女子高生に痴漢をしたとして強制わいせつ罪に問われた63歳の男性教授に逆転無罪を言い渡した。
 判決は、痴漢事件の裁判について、「特に慎重な判断が求められる」と指摘した。
 女性の供述だけが証拠である場合が多い。男性側が「やってない」と言っても取り合ってもらえず、「有効な防御を行うことが容易でない」――。痴漢事件のこうした特性を考慮したためだ。
 裁判官が被害者の供述を過信することへの戒めともいえよう。
 今回の裁判でも、男性教授は一貫して否認していた。女子高生の供述内容が信用できるかどうかが争点だった。
 判決が導き出した結論は「供述には疑いの余地がある」というものだった。痴漢被害を受けていた女子高生が、途中駅でいったん車外に出ながら車両を替えず、再び男性教授のそばに乗ったなどとする内容を不自然とみた結果だ。
 唯一の証拠である供述に疑問がある以上、判決は「犯罪の証明が十分でない」とした。
 「疑わしきは被告の利益に」という刑事裁判の原則に沿った判断である。
 2人の裁判官は「供述は具体的で信用できる」などとして、1、2審の実刑判決を支持した。同じ記録を読んだ裁判官が正反対の見方をする。そこに供述内容だけで判断する難しさが表れている。
 痴漢は厳しく罰すべき犯罪であることは言うまでもない。被害を訴え出る勇気がなく、泣き寝入りしている女性も少なくない。
 痴漢の摘発件数は10年ほど前から大幅に増え、それとともに冤罪(えんざい)にも目が注がれるようになった。痴漢事件の法廷闘争を描いた映画「それでもボクはやってない」も話題になった。
 冤罪をなくすには、警察が男性を一方的に犯人視せず、双方の言い分を公平に聞く適切な初動捜査が何よりも大切だ。
 容疑者の指先から繊維片を採取したり、DNA鑑定を実施したりして、客観的証拠を得ることも欠かせない。それが、裁判官のより正確な判断につながる。
 示談金目当てに、女が痴漢の被害をでっち上げ、共犯の男が目撃者を装うといった事件も起きている。このような悪質な犯罪こそ厳しく摘発しなくてはならない。

(2009年4月17日01時51分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090416-OYT1T01342.htm?from=y10

★ 痴漢冤罪についての証明の難しさについてです。
 現在の平成電電の公判の進捗状況は熊本・坂上被告人が控訴(東京高等裁判所)、佐藤賢治被告人が判決待ちの状況です。

posted by スズキ at 07:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判(無罪・痴漢冤罪事件) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
平成電電被害者の会 談・投資奮闘日記
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